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保護者の声

自分の人生をどう生きたいか

信州親子塾
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小学校5年生ぐらいから遅刻が増え、だんだんと学校にいる時間が短くなっていきました。それでも1時間だけ行ったり、別室で過ごしたりしながら卒業を迎えました。「中学生からは毎日行く」と、気持ちを切り替えようとしますが、3日ほどで新型コロナによる休校に入るとそこで自分の気持ちがはっきりしてきます。

 「学校に行きたくない。だけど学校に行かなくちゃ(働けない、生きていけない)だめだ」と話すようになり、休校が終わっても動けない時間が過ぎていきました。

 母親である私自身が、親子塾の学習会や対話の中で「学校に行かないとだめになる」という思い、本人が学校に行こうとする姿を嬉しいと思う気持ちが、自分の中にあることに気付き、自分自身の過去とも向き合う時間が続きました。

 結局本人は、中学校にはほとんど行かずに、週1回親子塾の体育館の時間に身体を動かすことから始まり、中学3年生では毎日のように親子塾の仲間と共に出かけたり身体を動かしたりして過ごしていました。

 対人恐怖が強かった時期を親子塾で過ごし、浮上する不安に押し潰されそうになると、夜遅くてもその思いを吐き出せる親子塾があったことで、本人の中からどんどん不安が薄らいでいく様子がわかりました。

 学校とも連携して情報が共有されていたことにより、中学の卒業式には堂々と参加し、授与式で卒業証書を受け取るまでになりました。

 進路についても、これから自分の人生をどう生きたいかを視野に入れて時間をかけてじっくり考えているように思います。

 仲間とのやり取りの中でやりたい事をやり、言いたい事を言えるようになっている今の彼の姿に、こんな日が来るとは思えなかった日々を振り返りながら、ホッとした気持ちと心の成長を感じています。